YouTubeと公式ページ。改めての紹介はいらないと思うけど先に見てね
予想の答え合わせ
予想は上のページでやったやつ。ちゃっちゃと答え合わせと行こう
値段
予想
5万円台(実質59,800円)
答え
日本版49,980円、多国籍版69,980円(449.99ドル)
結論
ハズレ。日本版は想定より安いし海外版は想定より高い
このリージョンロックの仕様は良し悪しだなーと思う。RTAで海外版を遊ぶときや海外のみでの発売ソフトを遊びたい人は多国籍版が必要になる
とはいえ今の為替等を考慮すると「日本で買ってアメリカで転売しただけで大儲けだぜ!」を潰すために必要なのはわかる。それはそうとアメリカでは予約抽選の開始が遅らせられたが
ギミック
予想
配信、通話が難しい、オンライン(eShop)がちょっと弱い
それらを解決するためDockが高性能になる
答え
配信はできないが、ボイスチャットや画面共有ができるように、eShopも快適になるよう本体がめっちゃ強くなった
あとJoy-Conにマウスが付いた
結論
課題に感じていたところはそこそこあたり。でも解決方法はハズレ。想定外な方向でハズレ
まさか本体パワーで解決していくとは思わなかった
考察でも書くけど思ったよりハードの性能が高くなっている……
スペック
一気に書く。上が予想で下が答え
- SoC
- NVIDIA系列7nmプロセス
- NVIDIA系列詳細不明(DLSSやRTコアは入ってる)
- メモリ
- 8GB
- 不明(12GBらしい)
- ストレージ
- 最低128GB NVMe
- 256GB UFS
- ディスプレイ
- サイズは大きく、フルHD、60fps以上のフレームレートやHDRも対応するかも
- サイズは大きく、フルHD、120fps、HDR対応、VRR対応
- コントローラー
- Joy-Conを引き継ぎ、本体機能でボタン追加があるかも。スティックが丈夫になる。モーションIRカメラはなくなるかも
- Joy-Con2 Cボタン追加。スティックは丈夫になった(らしい)。モーションIRカメラはなくなった。マウス機能が増えた。本体との接続は磁石になった
- 端子類
- USB Type-Cは引き続き採用。ドックと通信を増やすために端子増やすかも
- USB Type-C継続。本体上部にも追加
- デザイン
- ツートンカラーになる
- サイズの大型化とスタンドの強靭化
結論
全体的にハズレがち。SoCとディスプレイは割といいところ行ったか。ストレージはモバイルデバイス向けのUFSを考慮にいれるべきだったね
メモリも(おそらく)12GBと予想より多かった。予想時点では16GBほしいが8GBで抑えられそう、という感じだったのでちょうど真ん中
デザインに関してはコントローラーが全体的にツートンカラーになってるケースが多めなので惜しいところか。マウス機能は読めなかった(読めるか)
ローンチタイトル
予想
ハードギミックを使ったやつ1本、そこそこのタイトル1本、サードがいくつか
答え
ハードギミックを使った「Nintendo Switch 2のひみつ展」、ビッグタイトル1本(マリオカートワールド)、サードが17本
結論
思ってたよりガッツリ来た感じがする
マリオカートワールドをローンチに持ってくるのは完全に想定外。逆にひみつ展はかなり小さめな扱いかも
サードパーティのタイトルの多さが一番想定外かも
その他
転売対策やクラウドゲーミングも触れていたが、転売対策自体はやってるところ
クラウドゲーミングは出てこなかったがおすそわけ通信は仕組み上ホストのレンダリング結果を受け取って表示する処理なので近いところかもしれない
個人的考察と感想
まず第一に「想定よりスペックを上げてきた」という感想
SoC周りのカタログスペックでもそうだし、ディスプレイの品質、マイクのノイズキャンセリングなどなどとハイスペックな端末感が感じられる
また今回発表されたサードパーティのゲームでも今までのSwitchのスペックでは出せないゲームを多く発表していたように思う
実際に「開発者に聞きました」でもスペックを上げることに注力している様子がある
これはSwitchの課題で感じていたことが「スペック不足」だと考えていたからだと思われる。もうちょっというとSwitchは「Switchで遊べる」だけでゲームの価値が上昇するところが大きなメリットだったが、スペック不足で出せなかったゲームが多かった、というのが課題だと思っていた様子
SwitchはSwitchで遊べるだけでゲームに付加価値がつくというのを強みとして考えていることがわかるし、ゲームチャットもその流れ(ゲームが特別に対応しなくても価値が上がる)というものらしい(ゲームチャットについては後述)
さらにスペックを上げることで、開発者はソフトウェアでギミックを作る事ができると考えていることもわかる
ただこれは個人的には、懐疑的な視点とまでは言わないが、一周回ってきた感じがある
そもそも論としてなぜゲーム機に「スペック競争」というものがあったのかというと、スペックがそのままできることの多さにつながっていた時代があったからである
それこそ昔は「画像の拡大縮小回転」すらゲーム機の機能だった時代もある。表示できるポリゴン数や処理できるデータ量も結局のところスペック差が直結していた
もちろん今はそれと少しだけ違う時代ではあるが
ただソフトウェアが機能として追加されていく土台になっている時代なのは確かでもあるわけで
(懐疑論はあるが)自動車だってSDV(Software defined viechle:ソフトウェア定義の自動車)という考え方が出てきているし、スマートフォンだってOSアップデートで新機能が追加されたりする
任天堂がそれで何をしてくるかはわからない。もしかしたら数年後にびっくりするような機能を追加してくる可能性は十分ある。しかし現状ではSwitchからの差は小さく、新しくできること、新しい遊びの提案はやや弱めという結論になる
現にスペックが上がって提案されたことは、現状マリカーとドンキー主体でわずかである(エアライドは詳細が出てないのでパス。Drag x Driveは一応ハードギミックのタイトルとして新しい遊びの提案ではあるだろうけど
とはいえ逆に考えればまだ任天堂は全然Switch2の遊びを新しく提案していないのではないか?とも考えられる
発表タイトルはかなり少ないし、何ならSwitch2 Editionのソフトもわずかしか発表されなかった(ゼノブレイドクロスとか結構期待してたが来なかった)
マリオもゼルダも新作が出てきていない。それらが発表されるとき、一緒にハードウェアのアップデートで予想外の機能が出てくるという形での期待はしてもいいのかもしれない。最もソフトウェアでそのような体験をユーザーにさせることができるのかというのは未知の領域なのでなんとも言えないが
ゲームチャットについて
で、肝心の新機能の1つであるゲームチャットについても
個人的にこれはこれで良さそうだなぁという考えではある。文字起こしとかしてくれるので新しいタイプのチャットができるのではないかとも思う
でも何より、個人的に思ったことは「今の小学生はLINEやDiscordで通話しながらゲームするのが普通なんだろうな」ということ
それこそ今の30歳前後の人間(自分含む)が小学生時代に友人宅(あるいは自宅)で友達とゲームキューブでエアライドを遊んだように、今の子どもたちもオンラインで友人とエアライダーを遊びながらボイスチャットするのだろう
そう考えるとゲームチャットの機能はやはり必須だと思う。なんならLINEやDiscordより安全と言って親がこっちなら許可する可能性だってある
ゲームしてないときでもゲームチャットでつながっているという未来があるのかもしれない。ないかもしれないけど
それはそうとゲーム画面やビデオチャットの共有までやってるのはやはりハードウェアの性能向上著しい
個人的にその手の負荷がかかりそうな処理は外に預けるのかと思っていた。ここ数年でビデオ通話が標準になってハードウェア・ソフトウェア両面でノウハウが溜まっているというのもあるかもしれない
ところで今の小学生って言ったけどもしかして「初めてのマウス」ってSwitch2になるのでは……
学校とかで使ってる端末ってほとんどタッチパネルだと思うし……